bow's Design(ボウズデザイン)

日記「案山子」

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最近は仕事や必要な時にしか、あるいはそういった衝動にかられる時にしか外出することが少なくなりすっかり出不精となっている。
毎日10000〜20000を記録していた歩数も1週間のうち、数日となってきた。
作業をする時以外は、10代の頃には離れていたテレビゲームや、読書、映画を見て過ごすようになることが多い近頃だ。

オズの魔王使の物語って、どんなっだったけかな。
断片的に記憶しているシーンを、物語の終始を繋げるために、古本屋で文庫本を探してきて読み始めてみたものの、文体が合わないのか、どうも読み進めるのが億劫になって進まない。
なので諦めることにして、映画を見ることにした。
そうだそうだ、こんなお話だったとつなぎ合わせることができた。

さて、オズの魔法使は僕の中で印象深く残っている作品なのだが、それは何故なのだろうと、思い返すと、保育園の頃にお遊戯会で演じたからに違いない。
僕は案山子を演じた。
不織布のような素材を使って先生が仕立ててくれた羽織りものに、原色のフェルトを丸や四角、三角に切り抜き、装飾を施した。
頭には同じく不織布のハットを。
手には軍手を。
こんな様相で案山子役を元気に演じた。

お遊戯かで演じたオズの魔法使を思い返すと映画作品の構成に近い形で表現されていた。
純粋なミュージカルとはいかないまでも、その要素は入っており、構成の完成度は高かったように思う。
さらには、世界観を彩る美術品の完成度も凄かった。
あのスケールの空間の中を彩るひとつひとつのアイテムを期間内に作り上げることは大変な労力がかかったであろう。
脚本に配役。
行事ごとに通常の仕事とは別に負荷の高い仕事が増える。
保育園の先生って、すごいな、と感じたのだった。
今僕が行なっている仕事になぞらえるならば、ひとつひとつの行程すべてに従事し、最後まで遂行していたのだ。

さて、お遊戯会で演じたオズの魔法使であるが、僕は何を学んだのだろうか。
考える力、人を思う心、立ち向かう勇気、願ったり祈ったりするだけでなく、考え、勇気を持ち、人とともに生きること。
人それぞれに、眠っているであろう力や能力。
先生、あの時に比べて、僕はどうなっているかな、少しは成長したかな。
ビューティフルマインド。
おお、アリシア。

仮装ファッションショー

イラスト「Sakamoto Shouta 2020 AW Collection KAKASHI」

今日の作業用BGM

Coldplay – Don’t Look Back in Anger

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