7月22日。
天気は晴天なり。
二人の門出をお空も微笑ましく、祝ってくれているかのような良い天気だ。
こういったセレモニーの場というのは慣れないもので、
いろいろと朝から少々緊張していた。
眩しいほどに差し込む光が印象的で、
彼らとの出会いを振り返りながら、その当日を歩いていることに
感慨深さを馳せながら。
海に囲まれた綺麗で広い式場。
神戸と海が一望できる最高のロケーション。
たくさんの参列者が訪れていた。
株式会社ロングライフの森山社長、マネージャー、平井さん、
株式会社タフリーインターナショナルの脇谷社長が先に来られていて
しばしのご歓談。
久しぶりに皆さんのお顔を拝見でき、お元気そうで嬉しかった。
二人の入場。
温かい拍手と祝福の言葉の中、二人が入場してきた。
微笑ましく、拍手を送っていたら、すっかりと写真を撮る
タイミングを逃してしまい、後ろ姿のなんちゅうショットやという写真。
来賓者挨拶では、株式会社ロングライフの森山社長が務められました。
新郎が務める企業の社長です。
シリアスな流れから、笑いあり、感動ありのお話。
ああ、さすがだな、と。
ああいう風にスマートにこなせるのって格好いいな、と思ったわけです。
こちらにカメラ目線をおくれる余裕まで(笑
たくさんの祝福のイベント。
二人を祝う式典はフィナーレへと。
描いたイラストが現実世界に飛び出してきたかのような。
二人の初めての出会いのお互いの印象。
新郎は新婦に対し「派手なギャルがいるなー。」
新婦は新郎に対し「なんでニヤニヤしているのだろう?」
新郎のゆうき君と出会ったのは、数年前。
直接仕事をしたりすることはなかったのですが、
食事の席や、打ち合わせの際に、仲良く会話をする感じでした。
そう、僕もはじめの印象は新婦のみかちゃんが感じたような
「なにをニヤニヤしているのだろう。大丈夫か…!?」
という印象を持っていました(笑)ごめん!
でも、時間が流れていく中で食事したり、話したりしていると、
顔つきがだんだんと変わっていくのが伺えたのです。
こんな人間が上からものを言ってしまうようで、大変申し訳ない。
「結婚します。」
そんなメッセージをいただいたのが、つい数ヶ月前のこと。
さらには「坂本さんに招待状のデザインをお願いしたいのです。」
とまで。
いや、正気か!?僕でいいの??などと、つい訪ねてしまったのですが、
「坂本さんにお願いしたい」という言葉をいただいて、嬉しくなったのを思い出します。
デザインするにあたって、改めて話を聞く機会を得られ、
二人の出会い、プライベート、仕事のこと、僕の初めの印象など、
じっくり話を聞くことができました。
ちなみにゆうき君が僕にはじめにいただいた印象は「威圧感が半端なかった」とのこと…(笑
みかちゃんからの日々のゆうき君のお話からいろいろと紐解くことができたのです。
そうか、と。
嬉しいことや達成感、楽しいことがある反面。
へこんだり、悩んだり、辛くなったり、傷ついたり、嫌になったり、苦しくなったり
することは人生にはつきものです。
そんなことをみかちゃんが支えてあげることで、
二人で乗り越えて、強く逞しくなっていったのだと。
その話を聞いた時、ゆうき君の人というものが、
より分かった気がしたのを思い出します。
こんな素敵な夫婦のお祝いのお手伝いに関われたことを
大変嬉しく思います。
式の最後のお別れのとき、彼が感謝の言葉を伝えてくれたときの表情と姿。
やっぱりにやけていたけど(笑)その深く伝えてくれた感謝の言葉に涙腺が
刺激されてやばかった。
ゆうき君、みかちゃん おめでとう☆
末長くお幸せに。
会場を後にしたとき、祝福の柔らかで心地よい風が吹いて僕にそっとふれてくれた。
こっそりと連れて行っていたのだよ。