bow's Design(ボウズデザイン)

壁の写真

日記「ながさわ、ゆざわや、よしざわ」

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ユザワヤ、ナガサワって似ていて間違えるよね、と言ったら、全然違うし、間違わないと言われた。
確かに違うのだが、どこか発音のタッチ、というのだろうか、似ていないだろうか。
そこにヨシザワが参入してくるってよ、と架空のお店参入の話を言って、余計にややこしくなって、覚えられないではないか、と言ったら、ああ、みたいな話になった。
画材を探しに行っていたときの話。

最近ポスカにはまっていて、いろいろと試しながら遊んでいる。
ついでにアクリル絵の具も、と
スプリングブルー、アクアブルー、パーマネントグリーン…と心の中で商品名を述べながら手に取っていたら、特撮戦隊モノみたいで、この場合、何レンジャーになるのだろうか、揃ったときの決めポーズはこうだろうか、と一人で問答していたが、組み合わせが悪く、まとまりがなく、レンジャーには向かないことがわかった。

色のついた紙や、模様のついた紙に描いてみたくて、紙のエリアを散策していた。
棚の一番上の紙を見ていた時、視界の中に黒い影が素早く横切った。
できる!?
なかなかの腕前の忍、奇襲か!?手に持っていた紙を棚に戻そうとしていたら、脇腹にコツンとした感覚を感じる。
あの一瞬で懐に潜り込んだというのか…!?恐れ入った…。しかし、なにやつ…!?
と、その方へ視線をやると、マメシバグラフィックの田中氏だった。

仕事のモックアップ作りのため、訪れていたらしい。
こういったところで、バッタリ出会うのも、僕にとっては感慨深いもので、嬉しく感じた。
初めて間もない頃は、小さな机上の中だけで、ものを作ろうとしていた。
彼との仕事や過程を見たり、肌で感じることで、僕の中の言語化、行動できないジレンマや、フラストレーションのようなものを解消することができ、小さな空間の中だけなく、自由であることを気付かせてくれた、そして、歩むべき道を開いてくれたような存在で、師匠といってもよい存在である。
師、と呼ぶことを嫌がられるが、僕にとってはそうなのである。
しかし、あれが「くない」であれば、僕はそこで間違いなく命を落としていたであろう。
さすが「師」である。
距離は縮まるどころか、広まるばかり。
就業がまだまだ足りないことを覚った瞬間なのだった。

そんなこんなで用事を済ませ、定期的にお邪魔するカフェへ一服へ。
そこでショッキングな話を耳にすることになる。
月内一杯で閉店することが決まったそうなのだ。
年配のおじさんとおばさんが経営されているお店で、体力的な問題と、継承者がいないこと、人材が集まらないことで、たたむことになったそうだ。
非常にショッキングなお話で、感傷に浸っていた。
残念だ。
また僕のお気に入りのお店がなくなってしまう。
こないだは10数年通い続けたヘアーサロンもそういった理由で閉じてしまったのだ。

続けてもらう方法はないのだろうか。
人員という問題であれば、僕がバイトに行く手もある。
日々のスケジュールの中に入れても問題がない、数日間は仕事の流れを教えてもらう時間を割いてもらわないといけないが、慣れていけば、、、などと本気で考えていた。

なかなかフィーリングが合い、居心地の良い店を見つけるのは至難の技で、お気に入りの店がなくなってしまうのは、とても寂しい。
わずかな時間となってしまったが、それまでできるだけ、通いたいと思う。

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