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蜘蛛の写真

date | 2018.11.13 日記「パントマイムすな」

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蜘蛛の写真

部屋の外に出している「もの」を取りに行き、部屋の外に出た。
「もの」を取り、部屋に戻ろうとしたところ、部屋の入り口付近に天井からぶら下がった蜘蛛が現れた。
つい先ほど通った時は、間違いなく視界にはいなかった。
「もの」を取りにいった短い時間で参上されたのか、あるいは、僕の頭を大きな獲物と勘違いし襲いかかったも失敗したあとか、、、
だとするならば、殺気の欠片も感じなかったもので、さすがに、なかなかの手練れだな、と感じだわけだが、どうやら今回は僕の方が一枚上手だったようで、ナチュラルに交わしていたようだった。

しかしながら、ピクリとも動かない。
しらこい奴め、死んだふりを決め込んでいやがる。
油断させておいて、隙をついて懐に忍び込んでくる腹だろう。
その手にはのるまい、と、天井から僕の上半身ほどまでぶら下がった蜘蛛との静かな対峙がはじまる。

あまりにも動かないので、手で空を仰いで風を送り込んだ。
だが、風に煽られるだけで、ピクリとも動かない。
なるほど、その辺りは心得ているようだな、闇に生きるものの作法、というものだな。
ではこれではどうかな、と、ふーっと口を尖らせて息を吹きかける。
扇風機でいうところの「弱」。
いきなり「強」の風でいくと、振り子運動の最上点に達した時、糸を切り離し襲いかかってくる可能性を考えないわけでもない。
次第に「中」と風力をあげるも、蜘蛛は未だぴくりとも動かないままである。

それでは、ということで、先ほどの読みも踏まえて、慎重に強風をふーっ!と送り込むが、ブランブランと中を静止した状態で重りがエネルギーが途絶えるまで運動する振り子のようである。
そして、またピタッと止まり、ピクリとも動かない。
僕のあらゆる推測はすべてはずしている。。。??
もう息絶えた状態なのか。。。
この隠れ家を知られてしまった以上、生死を確認しなければいけない状態になっている。
恐る恐る人差し指を突き出し、ゆっくりとぶらんとした蜘蛛の長い足に近づけていく。
それでも動かない。
蜘蛛の足と僕の指の距離はもう僅か数ミリ。
反射、という現象だろうか、指がくいっと動いてしまい、蜘蛛の足につんと触れてしまった。

それがまずかった。
その瞬間に蜘蛛はワラワラと動き出したのだった。。。!
ここでも修行不足を露呈しまったわけだ。
そんな僕を余所に蜘蛛は中でワラワラと動いている。
「パントマイムすな。」と静かにつっこみを入れて、紙でうまいことすくいあげ、外に逃したのだった。

そんな出来事があって、本来やるべきことを忘れてしまい、蜘蛛の巣を描いていた。

蜘蛛の絵本

蜘蛛の巣のイラストレーション

蜘蛛の巣 イラストレーション

蜘蛛の巣 イラストレーション

蜘蛛の巣 イラストレーション

ついでに蜘蛛も、と行きたいところだったが、資料写真を眺めていたら、もうお腹いっぱいになってしまって辞めることにした。
そんな一日の一コマのお話。

Algebra blessett / Happy After

Purpose

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