bow's Design(ボウズデザイン)

麦畑 イラスト

イラスト「Sakamoto Shouta 2020 AW Collection KAKASHI」

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ステージ イラスト

烏 イラスト

烏 イラスト

ファッション 案山子 イラスト

ファッション 案山子 イラスト

ファッション 案山子 イラスト

ファッション 案山子 イラスト

ファッション 案山子 イラスト

Sakamoto Shoutaの2019-20年 秋冬メンズコレクションをbow’s Townで発表した。
農場をイメージしたステージで、小屋や荷車、農具が設置されている。
ステージの両脇は麦が敷き詰めれた麦畑になっている。
静寂の中、風に揺られた麦の音が会場内で鳴っている。

リアルに作られたドローンの烏が杭に羽休めをしたところでショーのスタート。
人感センサーが搭載された烏の目はカメラになっていて、ウェブサイトやSNSを通じてリアルタイムに発信できるようになっている。

今季のテーマは「KAKASHI」。
保育園時代のお遊戯会で演じた「オズの魔法使い」で演じた案山子からインスピレーションを得たもので、当時自作した舞台衣装を長い年月が経た現在、当時とは違った解釈、感性、思考によって再びデザインした。

陰鬱で異様な雰囲気を醸し、登場したモデル。
田畑で設置された不気味な案山子のようにどこか近寄りがたい雰囲気を纏っている。
シルエットはゆったりとしたものが主流で、柔らかな生地をたっぷり使って仕立てられたコートが風にひらひらと揺られている。
それは美しくもあるが、どこか寂しさのようなものも伝わってくる。

施された丸や四角、三角のパッチは幼少期に作った衣装のデザインを使った。
深いカーキをベースとした色だが、緑や茶などの色がうっすらと見て取れる。
長年の愛着、ともに生きてきた服を表現しているのだろう。

物語の内容を理解することなく演じた当時は、元気で悩みのない案山子であった。
考えなどない。
ただその時の気の赴くままに、エネギリッシュに。
しかし、それで良かったのかもしれない。
長い年月そこから見てきた景色は、思考することを止め、感情を奪い、風にさらされ役割を果たすだけの存在となってしまった。
しかし、消えない僅かな寂しさはなんだろうか。

ショーのフィナーレ。
案山子に扮したモデルの肩に烏が止まる。
動揺することなく、微動だにせず、ステージを後にした。
その後ろ姿には、形容しがたい美しさを感じた。

ファッション イラスト

仮想ファッションショー

と仮想ファッションショーをやってみた。

日記「案山子」

この記事を描いたときに思いついたのですが、難しいものです。
専門用語や技術的な事柄を言語化しないといけないのが特に難しかった。
勉強が必要です。
次回何か思いついたらまたやってみようと思います。

KAKASHI ポストカード
CGを使って映像で表現するのも面白そうだけれど、大変そうやなあ。。。

ポストカード

デザイン「KAKASHI ポストカード」

服づくりの部屋

イラストレーション「服づくりの部屋」

その他ファッションイラスト

イラストレーション「服」

イラストレーション「服 〜bow’s APPAREL(ボウズアパレル)」

今日の作業用BGM

Dear

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ホドロフスキーのDUNE

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