bow's Design(ボウズデザイン)

道の写真

日記「痛くて気持ちいいのです。」

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100という数字。
マイペースに取り組めば、難なくいける数字。
1000になれば、頑張れば何もあるが、それでもいける数字。
10000ともなると、一気に難易度は高まり、根性論や精神論でなんとかなるものの、かなり疲弊する。
自力や手作業ではない、アイデアの投入が必要である。

アベレージ10000歩を出していた一日の歩数が、先週は5000〜8000くらいをさまよっていた。
なんかちょっと悔しい気持ちになった。

今週は妙に疲れる。

痛い痛い。
日照りに照らされた肌が焼けてヒリヒリする。
痛い痛い。
体がぽっぽっしていて、体の芯から暑く、止まった瞬間に一気に汗が吹き出してくる。
重たくなった体をよっこいしょと持ち上げ、ベッドにゴローンと飛び込んだ。
少しうつむいて枕に顔をうずめるけど、苦しくなって、よっこいしょーいちと重たい体を回転させ仰向けになる。
疲れたー、と独り言をつぶやき体がベッドに深く沈み込んでいるような気がした。

影の写真

痛い痛い・・・!

足に激痛が走った。
重たい首を足元が見えるように持ち上げて、足を覗いてみると、ホラー映画に出てくるキャラクター貞子のように足のつま先が変な方向を向いてキュッとなっている。
貞子になってるー、とともに痛みが一足、二足と加足していく。
どうやら足がつっているようなのだ。(でしょうね!)

痛い痛い痛いー!
と独り言を叫ぶ。
寂しいやつだ。

体全体に力が入り、両の手は握りこぶしを握っている。
きっと目はシワをたくさん作って瞑って、痛みが過ぎ去るのをじっと耐えているのだろう。

次第に痛みが緩和され、止めていた息を一気に吐き出す。
はあはあと、荒々しくなった呼吸と同時に汗が吹き出す。
呼吸の乱れも落ち着き、ぼーっと天井を眺める。
あ、こういう模様だったんだー・・・

痛い痛い痛い・・・!!

第二波がやってきた。
重たい首を上げ足元を見ると、両足が貞子モードになっている。
貞子の呪いがきた、と独り言を叫ぶ。
一足、二足、と両の足が加速していく。
このデュアルブートはなかなかに痛い。
両足が交互にカクカクと不規則にジタバタさせている。
両の手も連動している。
この光景はCG化、編集前の貞子の撮影のようだ。

さっきより乱れた呼吸。
さっきより吹き出る汗。
足へのダブルアタックによる激痛によって放心状態。
気持ちとしては・・・ちょっと快感。
痛くて気持ちいいと感じている。

つるモードに入ると、スイッチを押すと簡単に「つらす」ことができる。
このラッキーモードを失ってしまうのは、勿体ない気がして、この後も何度かつらせて遊んでいた。

いや、何が言いたいのか、というのは、痛くて気持ちいいというのではなく、10000という数字を超えていくのは、なかなか難しいよね、ということだ。

シャイな男の子のイラストレーション

今日の作業用BGMは
MAGIC! / Red Dress

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