追いかけても、追いかけても、前に走ってるから。
おもっきり走っても、なかなか背中にたっちでけへん。
距離もなかなか縮まらへん。
それでも、追いかけてタッチしてみる。
あんまり「でん」できなすぎて、拗ねて家帰ってまいそうや。
追いかけてタッチしてみる。
数年前の作品。
こんなことを思いながらフォトグラフにして考えていたんやろうな、と過去の自分を振り返る。
憧れや、尊敬する人々。
自分の遥か前を歩いて、追っかけても追っかけてもなかなか追いつかない。
自分が息を切らして、ぜーぜーいっている間にまた離されてしまう。
でも、追いつきたいし、追い抜きたいから、頑張って走るのだ。