bow's Design(ボウズデザイン)

朝霧駅の海へ向かう橋

発売中止

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打ち合わせの道中の出来事。
改札が閉められていて通れない。
切符の券売機をのぞくと、すべてが発売中止に。
なにやら、改札周辺は人だかり。
駅員さんも利用者に話をしている。

駅内の放送から、この状態の原因が聞こえてくる。
「人身事故」である。
なるほど、と。

人身事故。
これを聞く度に、なんともいえない感覚に陥る。
いろんなケースがあると思うのですが、どうしても
そっち方面で考えてしまう。

そんなに思い詰めないで、気楽に生きてこうや、と。
自殺者も多い昨今、この問題を解決すべく、国や団体が相談窓口を作ったり、だとかいろいろ施策を行っている。
でも、これ、根本的な解決策じゃないと思うのね。
話を聞いてあげればいい、ってのも、良いことだと思うけど、それで解決しない大きな問題を抱えている人が多いのだと思う。

原因のひとつとして、経済的な面がわりと大きかったりすると思うのよな。
これって、話を聞くだけで、どうにもならないと思う。
根本的な解決策。
待った無しの世の中。
目まぐるしく早く流れる時間。

自業自得の場合もあるけど、そうでない人だっているだろうし。
その人の背負うべき運命というか、背負わないといけない運命というか、背負わされた運命というか。
運命だとかで片付けるのは、どうなんだ、と思う部分もあるけど。
人は生まれた時にある程度、定められてしまうものがあるというか。
それは代々受け継がれてしまったものというか。

まあ、気楽にかまえて、やっていきましょうや。
人は必ず死ぬ。
自然の摂理。

最後はみんなに笑顔で送ってもらえるように。
世の中のシステムや時代の流れが、必ず正しいとは限らない。
その流れが基軸となって、時間が流れているだけであって。

世の中のシステムに合わないのも普通のことでしょう。
人それぞれ。

一生懸命頑張ってきたのでしょう。
どうしようもないことを、一生懸命頑張って、悩んで、苦しんで、それでも生きなければいけないことに絶望。

肩の力を抜いて、格好付けず、気楽にいこー。
どうしようもないことも、実はどうでもいいことかもしれません。
それは、自分の考え方や捉え方ひとつで、変えることができる。
いっぱいの中で、考えたって、解決策など見いだせるわけもない。
十分に考えたのだから。

まあ、なんとかなる。
前向きなあなただから。
頑張るあなただから。
きっと優しいお方だったのでしょう。

人は死ぬ。
もしかしたら、明日死ぬかもしれない。
1週間後。
1ヶ月後。
1年後。

最後は笑顔でおくってくれる人、泣いてくれる人。
大勢じゃなくてもいい。
1人でも。
そんな人に温かく見送ってもらおう。

だから、それまでは気楽にかまえて。
気楽にやっていこー。
明るく、前向きに。
気楽に楽しくやっていれば、良い風は吹く。
抽象的だけど、ほんと、そう思うのね。

生きることは辛いこと。
辛いけど、苦しいことも多いけど、でも楽しいこと、嬉しいこと、幸せなことって、やっぱりやってくるのよ。
それがあるから、生きていこうか、と。

気楽にやってこー。

Simon & Garfunkel / Bridge Over Troubled Water

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