これからぐっと寒くなって冷え込みそうだ。
今くらいの気温が冬の季節を感じるにちょうど良く過ごしやすいのだけれど、そうはなってくれないだろう。
ポートアイランドの冬の風は刺す寒さなのだ。
歩いて神戸大橋を渡るときは、いつも見えない風神との闘いなのだ。
そして橋の終わり。
ここでなんとも言えない異臭を嗅がせられたら三ノ宮に着いた合図なのだ。(ありゃ、なんなんだ。橋を渡る人あるあるでしょう??)
イラストレーション「ポスカ遊び」
寒すぎるのは勘弁だが、冬は割と好きな季節だ。
寒いせいか、変に陽気な空気が沈まり、雰囲気が落ち着き、街全体が静かになる。
このひとときの間は、僕にとってストレスが少なく過ごしやすくなる時間だ。
すでにツリーを設置しているお店もちらほらと見かけたが、じきにこの辺りにもツリーやイルミネーションが設置されるだろう。
澄んだ空気の中で、幾つかの色に変化し、辺りを照らす光景はなんとも美しい。
人通りの少ないところで、ぼーっと眺めていたいものだ。
僕はあまり履かないが、底の硬い靴の音が好きだ。
こっこっこっこ…と鳴り響く、靴の音。
履き慣れていなかったり、だらしなく履いている音は、音は良いが、どうもリズムが悪く、イラっとくる。
電車の次の駅を知らせる車内アナウンスのあれだ。
「次は○○駅、○○駅ー。」
「次はー… … … … 」
芸人さんがやりそうな前のめりになって倒れそうになって「○○駅!」と代わりに言ってしまいそうになる。
あれだ、と言いながら、全く違う気がするが。
僕は仕事の癖というのか、忍び足で歩くことが癖づいていて、足音がない。
イラストレーション「普段着ることはないけれどスーツを描いてみた」
地下の人が少ない駅の廊下を紳士が鳴らせていたあの靴の音を思い出しながら、真似てみようと思った。
ゆっくりとスニーカーの音を態とらしく地面にズシンと足を置いた。
あまりにも乱暴な音なので、ゆっくりと柔らかく、優しく。
理想に近い音が出せたところで、その感覚を忘れぬままに歩行してみた。
こっこっこっこ…
本場の音とは少し違ったが、どうやら僕の心は心地よいサインを出している。
家までの短い廊下の間だったが(家の前で何をやっているのだ。)
表面の見え方とは裏腹に、この音はどこか寂しさがうかがえる音のような気がする。
この靴を脱いだころ、きっと暖かな安心できる場所に、この人はいるのだろう。
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