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永遠のゼロ

永遠のゼロ

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先ほど「永遠のゼロ」を読み終えた。
僕は長い字を読み進めていくことは、本を読むようになった今でさえ苦手意識がある。
途中で空きてしまったり、考え方が違い嫌になったり、文体が感性と合わなかったり、つまらなかったり、言いたいことが分からなかったり、などなど。

現在の仕事に就きながらも活字が苦手であるというのは、致命的と自分で分かるほど苦手である。
そんな自分でも読みたくて仕方がなかった本に出会えた。隙間の時間に忘れずに扉を開き読み進めた。
頭の中では、文章から推測して創った映像と音が鳴り響いた。

それはリアルで息が荒くなり、鼓動が早くなり、体力を使った。
軍服に身をまとい、あたかも戦地にいるかのごとく。
物語の中での会話の中で、戦地の話に「理解できる」との答えに戦争経験者は「無理である」というやりとりがあったが現在その返答の意味が分かった。

その映像のリアリティが本当ならば、戦地で闘った日本兵の情報が僕の遺伝子に書き込まれているのかもしれない。
内容にふれて書いていないが、ぜひたくさんの方に読んで欲しい一冊。

戦争とは。
これに付随するすべてのものが少し垣間見えるかもしれない。
たくさんの喜怒哀楽を与えられ、最後の章はゆっくりと読み進めた。ただただ涙が流れた。特に男性におすすめしたい。
本は素晴らしい。

本から映画へ

この本を読んでから、間もなく映画が上映されましたので、一人で行ってきました。
小説から、映画の流れは人生初でしたので、感慨深いものがありました。
映画も僕には合っていたようで、いってよかったな〜♩と。

周りで批判的な意見もありましたが、ぼくはとても好きなおすすめな作品です。

著:百田 尚樹

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