先日無性に王将の気分になり、
久しぶりに行ってきた。
休日最終日とあってか、たくさんの人で賑わっていた。
カウンター席に通していただいた。
そこは厨房がよく見える良い席だった。
厨房の中は忙しく、みんなバタバタと駆け回っている。
スピーディーに、美味しく、温かいうちに楽しみにして
やってきた机へ運ばれていく。
それが見ていて、楽しい。
厨房におどる料理人の人は踊るように料理をしている。
フライパン、おたま、油、水、食材が暴れているのではなく、
楽しく踊っているのだ。
厨房をすべて把握しているのか、おたまやフライパンを使って、
水道を出したり、洗い物をしたり、効率よく無駄なく次々とお皿に盛られていく。
それでいて、美しい。
そして、よく見ている。
ダメな食材が見つかれば、避けていた。
みんな元気があって、活気があって、なによりみんなが楽しく仕事をしているように
感じた。
なんだか、いつもよりもっと美味しく感じた。
入りたてのアルバイトの子だろうか、まだ、要領がわかっておらず、
その雰囲気に圧倒されているような感じだったけど、もう少ししたら、
彼も踊り出すのだろうな。
格好よかった!