急にぐっと寒くなりまして、油断をして薄着で出てしまって、歩みを止め、がたがた体を震わせながら寒空を見上げ、「着込んどけば良かったなぁ…」と後悔するのでした。
ばたばたとしていてあっという間に年をまたいでいくのだろうが、年々節目節目の境目は過ぎてから気付くことが多く、通常のカレンダーとは大きくずれた生活をしている僕であります。
そろばん教室を経営されているお客様が多いこともあり、イベントなどにも招待いただき参加させていただく機会もあるのですが、そろばんが出来ない僕です。
そろばんを触ったのは振り返れば、小学校四年生くらいに何度か授業があった時で、知らないうちに授業がなくなっていた…その時ぶり。
何故か当時使っていたそろばんが残っておりまして（しかもしまい込んだところではなく、手元に届く範囲にあった）最近では練習しているところです。
答案を採点させていただくとき、何桁もある答え（目を背けたくなるような数字の羅列）を間違いなく正解する計算力に毎度驚かされるわけです。
あの丸印の快感を自分でも実感したく、僕もはじめるに至ったわけですが、これがなかなか楽しく、はまってしまいました。
当然、彼ら彼女らのように膨大な桁数を計算するには、まだまだ道のりが長いわけですが、コツを掴むことができて楽しんで練習に励んでいるわけです。
頭を使っているのが分かりますし、手で道具を扱う手法が自分に合っていたのでしょう。
気のせいかもしれませんが、簡単な計算であれば頭の中にそろばんをイメージし、パチパチとはじいてやると出来るようになった気がする。（まあ、気のせいかもしれませんが。
良い風に動いているかな、と思うものほど、たいしてそうではないし、悪い風に動いているかな、と思うものほど、そう動く…気のせいを確証できるようにするには鍛錬あるのみだ。）
天城そろばん教室の福岡先生にワンタッチそろばんを譲っていただいたのですが、これが大変使いやすい！
いつもありがとうございます！
せっかくなので、練習を積み重ね、検定を受けてみようかな、と考えています。
