粘土細工「ホットケーキ、パンとかのミニチュア」

さてさて、相変わらず粘土にはまっていて、なんだかんだと作って楽しんで遊んでいる。
ごくたまに突然なにもかもが虚しくなるときがある。
ただの真っ白な柔軟性のある物体が、徐々に形を持ち、着色することによって、思ったそれになる。
何かを作ったりして夢中で遊んでいる時間というのは大変幸福な時間。
しかし、それは突然にやってくる。
僕が理想とするキュンキュンとしてしまう、ラブストーリでもなければ、小田和正でもない。
心を高揚させるものではなく、大きな虚無感。

それがやってきたとき、あれほど夢中になって動かしていた手がゆっくり止まり、手からカランと道具がすっぽ抜けて落ちる。
目の前にある制作物をぼーっと眺め、「私は一体何をやっているのだろう。。。」と考える。
いっときのものだろう、とそのままやり過ごそうとするわけだが、一向に虚無感から離脱できない。
ああ、今日は駄目なのだ、と寝床にガサッと倒れこみ両の手を枕のようにして、天井を見上げる。
寝てしまえ、とか思うのだけれど、「私は一体何をやっているのだろう。。。」「私は何なのだ。。。」「私はなぜ生きているのだろう。。。」と
「羊が一匹、羊が二匹…」と同じように、「私は…」が積み重なっていく。
そうやって過ごしていると、やや、まてよ、あれをこうすればああなるよな、とか、こういう展開にすれば面白いのではないか、とか、前向きな思考、というよりは、そのとき自分にとって面白い想像が膨らみ出し、意識を失う。

朝食のお話

さて、以前、朝食のイラスト、ということで、パン、トースト、ホットケーキのイラストと朝食の物語を描いてみた。
その物語で登場したアイテムを粘土で作ってみた。

イラストレーション「朝食のイラストレーション」

ホットケーキのミニチュア

坊はホットケーキが食べたくなって、近くのお店に行ってホットケーキミックスを買ってきました。
美味しくなるように丁寧にかき混ぜて生地を作ります。

フライパンにサラダ油を薄く敷いて、良い感じに仕上がったホットケーキの生地を流し込みます。

まん丸の中に、キツネ色のまん丸の焼き跡がついてきたら、美味しく焼きあがった合図。

ターナーを使って上手く、すくいあげお皿の中心にポンとのせました。
ほかほかになった美味しそうなホットケーキを見ていると、坊はもっと食べたくなってきました。

欲張りな坊は三段重ねのホットケーキを作りました。
その上からたっぷりのレジンをかけて、UVランプにかけて完成。
いただきます。

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パンのミニチュア

今日は坊のパン屋さんに行って、パンを買ってきました。
でも今日はあまり種類がありませんでした。
きっと今日は気分がのらなかったのか、面倒くさなってしまったのでしょう。
坊のパン屋さんあるあるです。
そんな坊のパン屋さんを街中の人は愛しています。
「坊のパン屋さんのあるあるいいたい〜…」
と誰かの歌のメロディに合わせて歌う人がいるのも、あるあるなのです。