粘土細工「埴輪」
さてさて、前回粘土で埴輪を作って遊んでおりまして、一体だけというのは、なんだか寂しいし、なによりこの埴輪が仲間を作ってくれ、と言っているような気がして仲間を作ることにしました。
制作過程の写真も撮りながらやってみよう、と考えていたのですが、ついつい作るのに夢中になって忘れてしまいます。
まずは粘土で胴体を作っておりました。
それがずらっとならっている様子は、少々卑猥な光景と少しでも思った僕は、やっぱり心が汚れているのだな、と痛感したのが記憶に新しいです。
というようにですね、現代を生きる人々は参考になる情報や、ものがたくさんあって、それらを欲しい時に簡単に仕入れることができるようになった。
こんな僕でも、現代までにいろいろなものを見たり触れたりして、僕の中に記憶されている。
表現をするにあたって、記憶や経験の中から形にしていく、ないものを表現するにあたっても、何かの点と点とが結ばれた延長上にあったりすると、思っているのですが、古代を生きた人々は現代と比較してものや情報が少なかったはずだろうに、何故こんなにも個性溢れる面白いものを作り出せたのだろう、とふと考えることがある。
自然。
緑。
葉っぱある葉脈。
季節によって色が変わる。
動物。
星。
空。
ものとしての形状、知的好奇心による学問的な論理により生まれた図解、単なる好奇心、それがそうみえた、とか。
とまあ、いろいろと考えてみるものの、いつの時代も現代も、過去と現代では生まれてくるものの形やタッチは時代によって違えど、あらゆる起点によって生まれているのだろう。
そう思うわけです。
とまあ、ぶつくさと思いながら、埴輪を作っていたわけですが、そうでなくても良いかな、と少しずつ脱線していきます。
紳士埴輪(しんしばにわ)
ちょび髭をつけたくなりまして、、、
それだけでは寂しかったので、ハットとタイを締めてみました。
悪魔埴輪(あくまばにわ)
こちらは悪魔埴輪(あくまばにわ)と言います。
丸い目に少々飽きてしまって目を尖らせて悪そうに見えたところ、その雰囲気を維持しつつ作ってみました。
マントを羽織っています。
歌劇埴輪(おぺらばにわ)
少々この辺りから雑こくなってきます。
悪魔埴輪、紳士埴輪のところでは楽しんでやっていて、なんとかレンジャーっぽい構成でいこうと考えていたのですが、あまりネタが浮かばず適当になってきました。
まあ、bow’s Townの古代では歌劇の文化があったようで、現在でも引き継がれているのです。
???埴輪(???ばにわ)
もう僕にも分かりません。
完全にネタがつきたようで、笑顔の目にすることによって、他の埴輪と差別化したことはうかがえます。
妖怪埴輪(ようかいばにわ)
少々「飽き」がやってきたのでしょうか、特徴付ける飾りづけを極限まで排除したのですが、ちょっと気持ち悪くなって、帽子を被せることによって森の妖怪、もしくは森の精のようにしました。(やはり卑猥では。。。)
一応ですが、帽子の着脱が可能です。2wayです。
ばぶる埴輪(ばぶるばにわ)
かの有名なゲーム作品に登場する愛くるしいモンスターキャラクターの埴輪版。
出会うのが非常に困難なのが、はぐれ埴輪。
はにわ、を、ばにわ、と表記しています。
「ばにわ」で漢字変換を行うとしていたら、「埴輪」にならず、イラついていたのですが、落ち着かせて考えてみると、そらそうやんな、と腑に落ち、制作を進めました。
原点に還り…
ここで原点に還り、馬埴輪(うまばにわ)を作りました。
道標埴輪(みちしるべばにわ)
ちょっとかわいい路線の埴輪。
迷い人の道標となった埴輪だったらしいのですが、高く伸びている鼻を見て、手ではなく、鼻が指す方が行くべき道だと勘違いをし、後に引き返していった者も多かったとか…
全く違いますが、言葉の響が似ているような気がして、男だったのに、小さな頃シルバニアファミリーが欲しくてたまらなかったのを思い出します。
遺跡から幾つかの出土品も発掘されたようです。
石板にはなにやら暗号のようなものが記されているようです。
ということで、bow’s Townでは数々の出土品が発掘されました。
楽しい実験でございました。
次は何をして遊ぼうか。
素材はseriaの木かるねんど
今回もこれを使いました。
木から作った木かる紙ねんど120g 日本製 japan 【まとめ買い10個セット】 32-615 新品価格 |
埴輪のイラストはこちら
埴輪(はにわ)のイラストレーション
今日の作業用BGM
Weird Al Yankovic / Everything You Know Is Wrong
The Essential “Weird Al” Yankovic 新品価格 |