探し物をしていたら、ファミコンのカセットが出てきた。
タイトルはスーパーマリオブラザーズだ。
その他はもう昔に処分して、手元に残っているのはこの一本だけだ。
なんというのか、もうやることもなく必要のないものであったけれど捨てきれることができず、思い出としてこれだけとっておいたのだろう。
キャラクターやステージのドット絵とゲーム音が頭に浮かぶ。
同時に当時の様子がプレイ画面のようによみがえる。
このファミコンのカセットの中には、思い出もプログラムされている。
小さな僕は画面を見ているわけだが、その小さな僕を終わりに近づく僕が見ているわけだ。
いろいろと思っていたわけだよね、そう、自分自身だからいろいろと分かるわけだ。
さて、流れ的にスーパーマリオブラザーズをお題にして絵を描かないといけないわけだが、motherをお題にしてしまい、主人公のネスの服を描いてしまったわけだ。
まあ仕方が無いので、ポリアンナを聞きながら自転車でお散歩だな。
