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月のイラストレーション

日記「冬の仕業」

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月と北斗七星のイラストレーション

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はじまりは、とても短絡的で、直感的で、思いつきで、ただやってみたかった、みたいなことでスタートするわけだが、だんだんと理論が構築され、思考や思想が入り混じり、だんだんと複雑化していく。
時間をかけて、あーだこーだと言いながら、やり進めるも、なんだか色々と考えるのが面倒くさくなって手を置き、両の手を頭の後ろで交差させ、上唇の上に鉛筆を添え、足を組み、足を斜めにしてゆらゆらしながら、頭を空っぽにして、だるー、とか言いながら、時をやり過ごす。

そうしていたら、もう、何もやる気がなくなって、違うことに興味がいき、違うことをやり始める。
それが思いの外、すらすらと思う通りに描くことができ、ブラストレーションを解消することになる。
そんなとき、あ、そうだそうだと、さっきやっていたこと、本来進めなければいけないことを思い出して、途中のものを手に取り眺めていたら、見えない線がうつすらと浮き出してきて、さっきの苦悩はなんだったのだ、と思うくらいにスラスラと進み出す。
いわゆる生みの苦しみ、というのはこのことを言うのだろうか。

「それは急に降りてくるものなのか??」
という質問をこれまで、幾度かされたことがあって、その時は自分でもよく分かっておらず曖昧な回答をしていたが、現段階で思うのは繋がっていく、ということなのではないか、と思う。
どれだけの時間を向き合ったか、ということもあると思うが、向き合った中で調べたり、書き出したり、失敗したりの繰り返しの末に、不規則で法則のないような点の集まりが繋がり合って、形となって広がっていくものなのだな、と思う。
天から雷が一点に向かって光の速さで落ちるような閃きもないことはないのかもしれいないが、それも点と点とが結び合っているのだ。
こんなことをぐずぐずと考えているのも、冬の仕業なのだ。
年越しももうすぐ側で、あっという間に年を越す。
今年の終わりのお知らせを肌で感じ、きっと振り返りをしているのだ。
描いてきた点を結ぶ作業をするように。

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