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一本の糸

date | 2017.7.9 漫画コミック日記「一本の糸」

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一本の糸 イラストレーション

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大阪から打ち合わせを終え、三宮駅に着いた。
夕日眩しくて、夕空が美しい。
夕焼けに向かって歩いていく人々が次々に黒いシルエットとなって、
光に飲み込まれれていくように改札口に消えていく。

そんな光景を見ていたら、
前方にキラリと光るものが見えた。
目を凝らして見てみると、それは駅のホームを支えるいくつかの
柱と柱の間にはってある蜘蛛の糸であった。

かかりたくないなー、と気をつけながら、
改札口に向かっていたところ、少し前方に歩いていた
サラリーマンの男の人が蜘蛛が仕掛けた罠にかかっていた。

手をワチャワチャとさせながら、糸を解いている姿を見て、
いけないと思いつつも、少しにんまりと笑みを浮かべてしまった。

その時である。
私の左目の視界の斜め上から小さな黒いシルエットが
ものすごい勢いでこちらに飛びかかってくる。

人は生死を彷徨う瞬間に時間がスローになるというが、
それに気付いた時、私の時間空間というのは、まさに
ソローとなって、今私にふりかかっていることがらが、
よく理解できるのだ。

先ほどサラリーマンがかかって切った蜘蛛の糸。
切られた勢いと反動での力、更にはターゲットをロックオンした
状態で切れた糸をつけたままに、蜘蛛が私の方へ
飛びかかってきている。

夕日に照らされた蜘蛛の黒いシルエットはだんだんと
大きくなっている。
もうどうしても被弾する状況。
残された牌は、もはや悪あがきしかない。
とりあえず、左方向へ体を寄せてみたものの直撃した。

思いっきり悲鳴をあげたいところだったが、
それは、なんとか制御しつつ、状況を把握し、
冷静に対処することを心がけた。

思いっきり、手ではたきたいところであったが、
パンパンと手で冷静にのける。
心臓はバクバクしている。
直撃弾をくらいつつも、なんとか無事に着陸できた。

こう、ニンマリしたりしたらあかんな、と。
あの時に身代わりになるくらいの勢いで
いっとかなあかんな、と。
昔話から得た教訓のようなものを得た、というお話。

コミック調にして、臨場感とかを伝えるならば、
もうちょっと手を加えなければいけないな、という実験にもなったわけだ。

さよならポニーテール / 思い出がカナしくなる前に

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