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藤田嗣治展

藤田嗣治 展 東と西を結ぶ絵画 in 兵庫県立美術館

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今日の暑さは生気を吸い取る暑さ。
じめじめしているし、振り払ってもしつこく
まとわりつく。
あまり水分を摂取しなくても、普段はもつのだけれど、
今日はダメだった。
コンビニでコーラを買って外で一気飲みなんて
どれくらぶりだろう。。。
とはいえ、じーっとしているのは苦痛なので、
美術館に行ってきた。

藤田嗣治展

藤田嗣治展。
疎いといいますか、知らない芸術家、絵画は多くあって、
初めて出会う芸術家、絵画というのは、たくさんあります。
藤田嗣治という方も、初めて出会う芸術家。
事前知識もなく、ポスターにあった絵画の、おかっぱ頭、丸メガネで
ピアスしたちょび髭親父の絵、という情報でいってきました。

独特な色。
繊細な線。
質感の表現。

初期は模索しながら、様々な技法に挑戦されていたのだろうか、
色調が薄暗く、独特の淡い色、繊細な線が見えなかった。
そうだな、誰の絵だか分からないというか、個性が見えないというか。
はまっていない感覚。

「乳白色の肌」とよばれた裸婦像などが
西洋画壇によって絶賛された画家。
そのあたりの作風から、人と作品が馴染む、感じがして、
違和感を感じずに見ることができた。

写真を見たときに、心の中で「ちゃらー」と僕はつぶやいてしまったのですがね。。。
すいません。
個性あるキャラクターだったのでしょうね。

時代の流れや、それによる出来事、人生という一筋の中に
起きる出来事というのは、当たり前かもしれないけど、
人を刺激する、んだね。
描いた本人でないと分からないことの方が多いと思うけども、
このキャンバスの中で描かれているそこから、少しだけ、
感じ取れることがある。
この絵の前にいる今日の僕のように。

藤田嗣治展 図録

恥ずかしいけども、この絵の前で空の中で絵をなぞってみる。
筆圧や筆をはしらせる速度。
なんとなくなりきってみると、もう少しだけ、その心情がわかってくるような、
そんな気がする。

Information

施設名兵庫県立美術館
住所〒651-0073
神戸市中央区脇浜海岸通1丁目1番1号
イベント生誕130年記念
藤田嗣治展
-東と西を結ぶ絵画-
会期2016年7月16日[土]—9月22日[木・祝]
開館時間月曜日休館

午前10時~午後6時(金・土曜日は午後8時まで)
ウェブサイト藤田嗣治展 ウェブサイト
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