音楽でも、日常生活に出る音、喧騒でも、どんな音も、表現の種をくれることがある。
それだけでなく、コンディションを整えてくれることだってある。
リズムに物語が見えたり、映像として見えたり、と表現の幅を広げてくれるものだ。
しかし、時に全てが煩く聞こえる時がある。
普段は癒してくれるような、元気づけてくれるような寄り添ってくれる音でも、楽しませてくれるようなものでも、うるせーなあ、となる。
これは自分にどう慰めてもらおうが、人に慰めてもらおうが、どうにもならない状態なので、落ち着くまでやり過ごすことに尽きる。
誰とも関わらず、孤独に、やり過ごすしかないのだ。
無音。
静寂こそ、現在の我を慰めるもの成。
自分が動くことによって出る音のみが、何やら慰めのようなものになっていて、それが落ち着くための最善策なのである。
もう、いっぱいいっぱいな状態なのだろう。
何もしない時間を…なんて、そうしたらそうしたでやらなきゃ落ち着かない。
難儀な性質やなあ、と思うわけだ。