空き時間の本屋さんの散策。
やっぱりデザインにまつわるエリアというのは欠かさないもの。
そこで手に取り、プロローグを見て購入したもの。
陶磁器デザイナーの森正洋さんと関わった人々が森正洋さんとの「コト」について語られたもの。
森正洋さんという「ヒト」。
インタビューの中から生き様がうかがえ、熱い思いを持ち、デザイン、ものをつくることに生涯かけられたことが伝わりました。
写真とともにそえられた森正洋さんの言葉。
それが力強く、今のデザイナーとしての自分に勇気を与えるものであり、大変勉強になるものだった。
机上の中だけで考えていないか。
頭の中だけで考えていないか。
作ることだけに視点を置いていないか。
自身で考え、手を動かし作る。
あらゆる視点から考え、デザインをする。
納得ができるまで試作をする。
自分で感じる。
体から。
手から。
目から。
足から。
空気から。
雰囲気から、表情から…
またひとつ、点と点が結ばれた。
僕にとって、大きな影響を与えてくれた一冊だ。
森 正洋の言葉。デザインの言葉。
森 正洋を語り・伝える会(著)ナガオカケンメイ(監修)