bow's Design(ボウズデザイン)

水 イラスト

日記「情熱と冷静の間」

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フリント式のライターの回転やすりをしゅっと擦ったらぼわっと大きな火がのぼり辺りを少しだけ赤く灯す。
そうしたらもくもくとだまになった煙が上へのぼっていく。
融通の効かないど真面目な様には、時にシニカルに見えてしまうものだが、何を言われようが、周りから石を投げられようが、ぶれることなく、迷いなく突き進んでいく眼差しには熱くなるものがある。
気丈に振舞うも、結果に振るわず声色は震え、一筋の涙となって頬をつたう。
敵だ味方だの派閥はどうだってよい。
もともとそんなものはないのであるが。
地獄へようこそ。
三々五々、見てみたまえ、あの黒々とした大きな悪意に満ちた闇の影を。
これからまた更なる罵詈雑言、石が投げられよう。
なのに君は行くのだろう、歯を食いしばり。
全くもって愉快である。
さあ、行きたまえ、私が案内できるのはここまでだ。
ここから先がどうなっているか私には見当もつかん。
自身で開拓していくことだな。
私はこっちなのでな。
おっと、ひとつ言い忘れたことがある。
「慣れ」という言葉がある、では…

冷静と情熱の間、というのは、こういうことなのかなあ…なんて思いながら、現実に戻る。

今日の作業用BGM

オトニカエル feat. LIBRO · EVISBEATS

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