子どもが積み木で何やら作ろうとしている。
あらゆる形を使って積んでいる。
真剣な面持ちで慎重に、
ゆっくりとゆっくりと築き上げている。
何やら高い建造物に見えるが、
あれは一体何を作っているのだろうか。
そんな光景を見て、ふと…
自分には思惑や計画や考えなどあるものだが…
僕は一体何を作ろうとしているのだろうか。

空に向かって太陽の光に照らされたこの巨大な像は、
視線も合わず、遠くを見ている。
かつては、時代の象徴として活躍した像だ。
彼とは視線が合わない。
ずっと遠くを見ている。
その方を見て見るも、何か特別な物が見えるわけではないが、
彼はそちらを見ているのだ。











