思考の帰結に基づき放たれた言葉は、
勢いよく飛び出し、大気と重力の中で
次第に揺蕩うように安定し何処かへ進みだす。
その言葉を追うように眺めながら歩む。
まるで、法則性があるような軌道を描き、
明るかった空は、やがて暗くなった。
だからか、その言葉をすっかり見失ってしまった。
その言葉はもう見つかることはなかったが、
あるゲシュタルトとして、ある空間の浮いているのは
見えるが、もはやあそこに戻ることなど不可能であろう。
うねり、揺蕩い、大きく回転しながら、
遠くではゆっくりと、近くではあまりにも激動に、
進み続けているのだから。

思考の帰結。
その展開はアクチュアルに機能するが、時は進んでいる。
それは明とあらば、陰ともなる。
そして、未来では明ともなり陰ともなる。
時は進んでいるからだ。
時に過去のゲシュタルトは教えてくれる。
かつての叡智であるからだ。
宇宙が見えるだろう。
朗読動画 メビウスの輪












