フリント式のライターの回転やすりをしゅっと擦って、
煙草につけたら赤く強く燃え、
ぼわっと大きな火がのぼり辺りを少しだけ明るくした。
そうしたらもくもくとだまになった煙が上へのぼっていき、
やがて安定したかと思うと空の彼方へ消えていった。
融通の効かないど真面目な様には、
時に冷笑的に、滑稽に、意味が見えず、
理解に苦しんだりするものだが、
何を言われようが、周りから石を投げられようが、
ぶれることなく、
迷いなく自分の道を突き進んでいく眼差しと様には熱く、心を震わせられる時がある。
気丈に振舞うも、
結果に振るわず声色は震え、
一筋の涙となって頬をつたう。
敵だ味方だの派閥はどうだってよい。
あの炎を睨む眼差しが、
自身を焼き尽くそうと迫る炎を睨む眼差しに、
きらりと光る曇りなき眼差しが、
体の中で大きな渦を巻き起こし、
そこから湧き出た泉の如く、
その水が神経の隅々まで染み渡るように、
あらゆるものをかなぐり捨てて、
感情をむき出しにして、向かっていく姿に、心を震わせる。
やあ君、地獄へようこそ。
三々五々、見てみたまえ、あの黒々とした大きな悪意に満ちた闇の影を。
見て見たまえ、この焼野原を。
これからまた更なる罵詈雑言、石が投げられよう。
なのに君は行くのだろうな。
全くもって愉快なことではないか。
さあ、行きたまえ、私が案内できるのはここまでだ。
ここから先がどうなっているか私には見当もつかないことだ。
自身で開拓していくことだな。
おっと、私はこっちなのでな。
お手々繋いで、仲良く一緒にやれることではないだろう。
自分の道は自分で開かねばな、どうであれ自分に納得したければな。
まあ、手を組めることはこの先あるかもしれんがな…
ではな…おっと、ひとつ言い忘れたことがある。
夢から覚めぬようにな。

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