畳とちゃぶ台と茶碗と。
畳を踏みしめるいくつかの足の音と。
茶碗をつつく音と。
その間に聞こえるなんでもない話し声と、
笑い声と。
お行儀が悪いという説教と。
なんでもない日常の光景を見せる襖の間。
説教を聞かない子どもが、
怒った父さんから逃げてきた。
襖が開かれた走った振動で
ガラス戸がガラガラ揺れる音が聞こえるな。
懐かしきフィルムノイズの白黒の映像の記憶。
さて、第二番がはじまるな。
こんなことを書いている、というのは
当たり前の日常ではなくなったんだろうな。
とても遠い、誰かが描いた世界に思うね。

今日の作業用BGM
思考的実験
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