風は葉を揺らした。 それだけのことだった。 でも、あのそよ風はーー 僕の本能に語った大事な風だったのかもしれない。 その風は未だ、どこかで吹いている。 風に吹かれ舞った葉のように、どこか遠くで、 いや、 とても近く、 頭の中で舞ながら手のひらで受けとめられるのを待っているのかもしれない。 広告 ショートアニメ 月と太陽 坊太のイフ