とある物語作品の1コマ。
生命が誕生し、意識を持ち、
自我を持ち、無垢に生きていくも、
外界に立つことにより、社会の営みを
目の当たりにし、傷をつけ、汚れ、
苦悩する。
美しかった原石は次第に
汚れ、曇っていく。
なかったことにして、
現実は置き、幻想の美しい世界に
身をおく。
原石はどんどんと汚れ、
黒くなっていく。
目を覚まし、向き合い、
現実を生きていくことにより、
幻想から離脱し、現実を幸せに生きる。
それは永遠なのか。
それは、わからない。
自分自身の問題であろう。