ビジュアルを作るために夜な夜な工作をやっているわけだが、なかなかに手間である。
これができたら、あれも出来そうとか、あれができたらこれも出来るか、と作っておきたいものが増えてきて収集がつかなくなり時間を喰っていく。
落としどころをみつけねばならないが…まだ納得しそうにない。
ギネスにのるほど高速で接着可能なこの接着剤、その名に違わぬハイスピードでパーツを接着してくれるわけだ。
腹の押し加減を間違え、指にかかった接着剤が僕の親指と人差し指を強力に接合しやがるから、やべえ、と急いで指と指を離そうとするが、指の皮を引っ張って痛いではないか。
こんちくしょうめ、こんなことするやつの顔を拝んでみたものだね、おお、こいつは悪かった、偶然だね、そこにいやしたか、嫌なことを聞かしちまったかねえ、なんだって??ずっといただって、ああ、そうだったね、ずっといたはずだねえ、使っていたものでね、しかし、あんた、噂に違わぬ力をお持ちのようだ、次は褒めるのか??ってかい??そんなことはない、ずーっと認めているよ、あんたの力を、見てみなよ、あんた、あんたの能力が凄すぎててめーの器が耐えきれないときた、その上その能力を使えないようになってやがる、全く凄い力ってのんも難儀なもんだねえ、まったく世話が焼けるったらありゃしねえ、ほら、来てみな、見てやるつってんだ…
なんて、机に散乱している道具たちとの会話を楽しみながら彼らと工作にいそしんでいるわけである。
今日の作業用BGM
カネコアヤノ/ 栄えた街の