鳥の囀りが聞こえだす。
とても高い所から自分の眉間に向かって
勢いよく落下してくる。
落下の衝撃は凄まじく、
体を大きく揺らすほどの衝撃だ。
何事だ、と体を起こす。
たった今さっきのかすかな記憶と
現在の景色を認知する。
さきほどのことは夢だった、と理解する。
胸のつっかえを比喩として、
こんなにも現実的な世界を体感させるなんて
自分とはなんと意地が悪いのか。
胸の鼓動がおさまれば、いつか、
ふと、そんなことがあったと思い出し、
鼻で笑える日がくるまで
ガキのようにあがくまで。











