終わりは真っ暗さ。
それまでは、それを知りつつ、永らえないといけないな。
どこか虚しさと虚無を抱き、
今日も今日とて時間を過ごすのさ。
まったくくたくたで、疲れてさ、
楽しくもないものや、面白くないものを、
そう思い込むことでやり過ごし、
もういいや、なんて思うこともしばしばさ。
枯れりゃあ、こっちの有無何て関係なく終わりだがね、
しかし、泉ってなあ、そう簡単に枯れてくれなくてね。
井戸を背にして、無垢に輝く夜空を見せつけてくるってもんさ。
渇望と諦念の狭間で揺れる割れることなき空は、
生の本質をまざまざと見せつけてくるようだ。

朗読動画 湧き出る泉
思考的実験 湧き出る泉
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