ひょうたんに吸い込まれ、
突然見えた景色に眩しい光の中に幾人かのシルエットが映り、
何をやれば良いのか分からんから、本能は泣いた。
眩しい光を包むのは青い空であり、
それが分かったら、
あの時本能は何故泣いたのか、
悲しいからであり、悔しいからであり…
小さな体ながら、なんとなくそういうものからくるもんだ、と思ったのも懐かしく、
それが記憶が見せるだけであり、嘘か真かも既に分かるまい。
記憶には一瞬でアクセスできるが、道のりは一瞬ではアクセスできないが、
人生とは長いようで一瞬のようである。

朗読動画 ひょうたん












