~ひょうたんの中で、生のはじまりと終わりを旅する~
『ひょうたん物語』は、
ひょうたんを通して、
人の一生を詩的に描いた短編映像作品です。
ひょうたんに吸い込まれるとは、
何の因果か生を受け、
生の時間の中に放り込まれること。
その空間で出会うもの、見たもの、聞いたもの、感じたもの——
それらはすべて、人生の中で経験する出来事たちです。
やがて人生の終盤には、
それらが走馬灯のように現れ、
物語を見終えることは、生の終わりを意味します。
最後に訪れる“白”は、
消えゆく意識の象徴であり、
そのすべてを生き抜いた自分に、
ふと、少しだけ愛おしさを感じる——
そんな構造を持った映像詩です。
映像、構成、詩、すべてを一人で手がけ、
“記憶のかたち”と“生の通過感”を
ひょうたんを通して描きました。
アニメーション「ひょうたん物語 ~ひょうたんの中で、生のはじまりと終わりを旅する~」
漫画「ひょうたん物語」
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