珈琲にミルクを落とす。
トポンと音を立てて珈琲の中で形を描く。
砂糖をすくい、さらさらと落とす。
スプーンを手に取り、からんからんとかき混ぜる。
珈琲はカップの中で波を立てながら弧を描く。
分離していた珈琲とミルクと砂糖は良い塩梅で合わさる。なんのことない動作だが、ゆるやかに波打つ珈琲の表面を見て
「馴染む」というのはこういうことなんだな、と思ったわけだ。
漫画「月と太陽 坊太と珈琲」amazon kindle
kindleにて無料でお読みいただけます。
ちょっと立ち読み…
今日の店内BGM
坊の書籍一覧へ