amazon kindle 漫画「月と太陽 坊太の闘い」
闘い
出来事とは神出鬼没。
唐突に現れては自分の下に近付いてくる。
しかし、これは前にも遭遇したような気がして記憶が蘇ってくるようだ。
自分の近くまでやってきても特に害はない。
そうだ、こうやって、それをいいことに、気付かなかったふりをして、そのまま通り過ぎていき、互いに距離を離しなかったことにする。
あらゆるものが法則を持ち動き同じ空間で生きているならば、奇跡的に互いが交差する時がやってくる。
胸のうちに秘めたるつっかえは幾度も遠い記憶の出来事として姿を変えて再び現れてはまた通り抜けてく。
それに触れた時に、違った道を見せるのだろう。