当時、小学校の冬は厳しかった。
寒い中での生活は辛いものがあった。
子どもは風の子元気の子、なんて言ったもんだ。
冬であっても半袖半パンで過ごすことが美徳みたいな空気感があったような気がする。
極寒の中のランニングとか、今考えても地獄のような取り組みであるが、良くも悪くも我慢強くなったのは、ああいう中で生きたからであろう。
根性論は時に必要になる時はあるものの、だからといってそれを強制され学ぶなんてのはあまりよろしいものではない。
人それぞれ、何かから歯を食いしばって耐えていることがある。
何かが起こった時、耐えられ助けられる人、支えられる人が力を合わせることができる人が事象によって現れるのだ。
さて、教室に備えられたストーブはいつつけてくれるのだ。
寒さで体が震えて勉強どころではない。
さあ、先生このストーブを付けてはくれまいか…。
たまについたストーブの周りには、子どもたちの陣取り合戦が繰り広げられていたものだ。
今日の作業用BGM
