毒は適切に嗜むものだ。
美しいものばかり、体に良いものだけで世界はできていない。
但し、取り過ぎは禁物だ。
自身を少しずつ蝕み、気付いた頃には抜け出すことが難しくなり、毒が回ってしまった状態が正常となる。
子どもの頃には分からなかった人の一面を、様々なところへ赴き、触れて知るようになるものだ。
子どもの頃、私たちは何を学ばされてきたのだろうな。
教えられてきたこと、学んできたこととは違った光景に、私たちの目から輝きは曇っていく一途である。
だから君、病まないでおくれ、あなたの目に輝きを見せてくれ。
希望を見せてほしい。