bow's Design(ボウズデザイン)

砂浜の写真

ノスタルジー

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昨日の街や外の雰囲気は静かだった。
会話しながら歩いていく人の声も、
だいたいは空気と絡まってモワッとなって、
ガヤガヤとなる。

今日は人の声が空気と絡まることなく、
消えてしまうまで、向こうの方まで飛んでいく。
反響もしない。
静かな一日だった。

いつもは仕事中も音楽やら番組やらと
流し、聞きながら仕事をしているのだが、
今の今まで無音だった。
すっかり忘れていた。

じゃあ、昔懐かしのアニメソングでも久しぶりに
流しながら、聞いてみようと流したら、
感極まって泣けてきてしまった。
定期的に子どもの頃見ていたアニメソングを
見たくなるのだけれど、結果はいつもこう、
泣きながら仕事をしているわけだ。

でも、自分にとっていいことだと思っていて、
悪い自分が浄化されるというか。
子どもの頃は、歌詞の意味もわからず、
メロディーで聞いていたのが、大きくなって
それなりに意味が理解できるようになって、
深さに気づいたり。
登場するキャラクターの思いとかに共感したり。

エンディングのために作られたアニメーションに
心揺らされて。
汚れ腐った心に、純粋な心を思い出させてくれる。

素直になりたい / 米村裕美

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