人は皆平等なのだろう??
しかし、君たちは鞘から刀を抜き、
僕の首元にいつも添えている。
ははは、それも名だたる業物ときた。
そうさ、君たちにはそれを使い、「それ」をやる権利がある。
それにはなんの異論もなく、
そうであろうが、
何故さっさと憎き首を叩き切ろうとしないのだろう。
四方八方の刃。
しかし、敢えて用意された抜け道を、
有無もなく歩いていることに、
何かしらの意味があるのだろう。
自らぼろくて古いくたくたの黒の装束を纏いながら、
聴衆の目にさらされ、
それすらもとうに何も思わず、
儀式の準備は整っているさ。
歩くべき道を歩いているだけではないか。
行きたい道などない。
装束から垂れ落ちた血の跡がそれを示しているだろう。
いつになったら、儀式場に辿り着く、というのかね。
まさか、これが愉快である、というのを
楽しんでいる、だけのことなのかい??
まあ、それも一興ってなもんなんだろうな。











