ちっちゃな頃、原っぱで見つけた草。
茎を持ってくるくる回すとシャカシャカと音が鳴る。
春の七草。
別名ペンペン草。
三味線草とも呼ばれているようです。
幼い頃、よく触れ合った草ですね。
茎を持って指でくるくる回すと、しゃかしゃかと音が鳴るのです。
田畑や荒れ地、道端などいたるところに生える。
ムギ栽培の伝来と共に日本に渡来した帰化植物。
春の七草のひとつで、若苗を食用にしている。
かつては、冬の貴重な野菜だったと書かれていた。
また民間薬として、薬効に優れた薬草として用いられたようだ。
慣用句
またナズナの別名を使った慣用句もある。
ナズナの生体からできたようだが、
「ぺんぺん草が生える」
ナズナは荒廃した土壌からも生えることから、荒れ果てた様子を指す。
「ぺんぺん草も生えない」
荒廃した土壌からもナズナが生えないことから、何も残っていない、一切合財が残らない状態を指す、
と書かれていました。
普段気にしないものも、調べていくと深いですね。
ひとつひとつには成り立ちがあって、歴史がある。
そんな風に思うのです。