雀のさえずりが聞こえ出すと、少々焦り出す。
夜明けがせまってきている。
一息。
一服に、とベランダに出て、ベランダに置いている子供用のベンチに腰をかける。
闇を照らすライターの光は、明るくなってきたらさほど、綺麗ではない。
闇の中で光るから、その火は単なる炎ではなくて、輝きに見える。
吹き上がる煙はだんだんと闇に吸い込まれていく。
体に吸い込まれていく煙はまったく見えないが。
そうやって、日々肺を黒くしているのだろうな。
よくない。
分かっているが、分かっているが、今はやめられないな。(笑