bow’s Townの街の中、見かけたよ、嘘がばれそうになった人。
彼らの同僚が誕生日だったんだ。
ただ普通にお祝いするのは、面白くないなって話になって、サプライズを仕掛けることにしたんだ。
同僚はとても頑張る人で、彼らも助けられることが多くて頼りになる兄貴的な存在。
日頃の感謝も込めて入念に作戦を練って、一人ひとり役割を持って作戦実行した。
進行役に抜擢された彼は、いつもはそんなことないのに急に緊張しだして、挙動がおかしい。
役割を変更しようかと考えたが、もう変更するのが難しく、周りはサポートしながら作戦を実行した。
同僚はいつもと違う態度を怪訝に思い、進行役の彼をやたらと詰めだした。
なんとか交わそうとするんだけれど、あまりにも不自然なので、同僚はしつこく詰めだす。
彼は額から汗が噴き出す。
同僚はさらに詰める。
もうだめだ…!作戦をばらしてしまいそうだ…!
その時、クラッカーの音が鳴り響く。
ハッピーバースデー!
同僚はまんまと作戦にはまってしまったようで、自分が誕生日であることも忘れていたようだ。
とても喜んでいて、ちょっと涙が浮かんでいた。
ところで…思い出したように、不自然な態度をした進行役を見るとほっとしたような顔になっていつも通りになっていて大笑いした。
おかしいと思ったんだよな~ってね。