bow's Design(ボウズデザイン)

死神 イラストレーション

ハロウィン物語「死神」イラスト

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次々と迫りくる恐怖から逃げ彷徨い彼らの体力は限界に近付いていた。
物音が立たないように、息を殺し静かに出口につながる道を探った。
すると一本道の廊下に辿り着いた。
両端に大きな柱があり、両壁には大きな肖像画がかけられており、それを照らすように蝋燭が置かれていた。
歴代の城の主であろうか。
肖像画から嘗て繫栄していたことがうかがえる。
この場所の構造を推測するに、どこか出口につながりそうな淡い期待を抱き、先を歩いた。
さっきの時間とは打って変わって、何も起こらず、そして出口が見つかりそうな期待が緊張感をほぐした。
しかし、歩いても歩いてもいつまで経っても出口は見つからない。
同じところをずっと歩いているような気がする。
後ろを振り返ると、遠くまできていて来た道が真っ暗だ。
無限回廊だ。
彼らは無限回廊に迷い込んでしまった。
安心した気持ちは一瞬にして恐怖と緊張感に変えてしまった。
彼らは死を予感した。
それとともに何かが起こる予感を感じた。
先の闇の中から死神が現れた…!

死神 イラスト

 

今日の作業用BGM

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