自分を殺めてしまうニュースをたびたび目にするようになった。
まだまだこれからの若い命や幼き子供も命を絶つ方法を知っていて、実行までしてしまう。
死ぬには、まだまだ若すぎる。
己の問題が起因することもあるかもしないが、そればかりではない気がする。
悩みの種、というのは、世代によって違ってくるかと思う。
その人にとって、死んでしまわないといけないくらい
どうしようも無かったことなのであったのだと思う。
が、絶つのは一度踏みとどまって欲しいと思う。
苦しいだろうし、辛いだろう。
夜がふけて朝がやってくる恐怖感。
過ぎていく時間の遅さ。
その時というのは、大変に苦しい時間であろうが、
それでも生きることをやめないで欲しい。
好きなものや、好きなこと、心地よいこと、人がいないところ、
自分にストレスを与えない過ごし方をすればいい。
経済的なところも言われるが、なくてもなんとかなる。
命は取られない。
一度投げ出そうとした命。
それくらいの肝っ玉が座っているから大丈夫。
全てが薄暗く、陰鬱とした風景はいつまでもいない。
それにすら自分が耐えられなくなる。
波線グラフで表すと、下降しているところ、
また横ばいである。
負は負を呼ぶ。
ただ、じっと耐えるのだ。
いずれ、過ぎ去っていくものである。
年を経て振り返ってみると、なんとも
可笑しく思える。
そんな時期があったな、と。
死ぬなよ。