吾輩は猫である。
自分の姿を映し出す動画に映っている姿を見るに、
おそらく黒猫であり、
自分の目に映る手や体も黒い毛で覆われているのが確認できるから、
概ねそうであるに違いない。
それでいて、どこにでもいる何の変哲もない一日を自由気ままに生きる猫。
最近は毛並みも悪くなったが、毛並みと自由とは比例するものだろうか。
まあ、退屈な一日だが、時折滑稽な光景を見るもので、
退屈しないというか、思うことがある、というのが正しいか。
そんな猫の目から見えた景色の物語。

朗読動画
俺はやはり黒猫であって、猫なのである。
短編小説 俺は黒猫であって、やはり猫なのである。
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