bow's Design(ボウズデザイン)

Interrelationship

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興味があって、買ってきた本が山積みになっている。
本屋さんを定期的に巡回していると「読みたい!」って本はいくつもある。
本屋さんって好きだ。

あれだけ陳列している本の中で、そんなオフィスで仕事をしたいと思う。
ゆっくり本を読んでいる時間はなかなかとれない。
読む時間は「隙間時間」

電車の中、人との待ち時間、トイレ…(笑)
そんな隙間時間を使って、読んでいる。
なので、一冊を読み終えるスピードはかなり遅い。

いつ買ったか覚えていないが…とある建築完成予想図のパースを描いていたデザイナーが列車の外観や内装のデザインを手がけたお話と、仕事に対する哲学の本。
読み進めるにつれ、力がぐっと入るのだ。

自分が活動を続ける中で、感じていたこと、思っていたこと。
自分のスタンスの正か否か。

自分のあり方。
時に見つめ直すものです。
人と比較したり、世の中の流れと比較したり。
分析をしたときに、それにはまっていないと、悲観的になることもあります。

シフトすることだってある。
シフトしたことによって、うまく馴染み、進化を遂げることができればベストであるが、そうそう上手くいくものでもありません。
どうやら、そこには自分のアイデンティティがあって、吸収できるもの、できないものがあるようなのです。
どれだけ頑張っても習慣化できないものがあります。

最近では、それを悲観的に捉えることは止めました。
それは自分に合わなかったのだ、と。
だけど、この部分は吸収できたぞ。

間違いや、正解ではなくて。
僕はこの方向へ歩もうとしているのだ、と。
それは世、社会の流れと相反する要素があるかもしれないが、自分にとってはこれも大事なのだ、と信じて。
それによって淘汰され、消えてしまったのであれば、そのときに自分は間違っていたと気付けるのかもしれませんね(笑)

僕は世や社会の経済の均衡がくずれているように思います。
突出した資本主義。
それにより、世の中の経済は発展し、新しいモノが生み出され、進化を遂げてきました。

たくさんのものづくり職人、ものを考える人、ひとつひとつが、丹精を込めて精巧で緻密で丁寧に作られてきました。
それらを組み合わせることで、世に必要とされる「よいもの」が誕生してきたのだと思う。

「売る」「儲ける」「稼ぐ」の主体が多くなってしまい、仕事に対する本質の部分がおろそかになっているような気がしてならない。
経済発展をしていくためには、やはりそれも大切なことですから、無視する事はできません。
しかし、「思い」「熱い」「気持ち」「心」。
このような人対人としての取組みも決して忘れてはいけないことだと思うのです。

大・中・小の相互関係。
弱肉強食、競争社会といえど、相互に良い流れがあった。
その均衡はくずれて、歪な形になっているような気がするのです。

僕は小。
ここを支えらるデザイナーでありたいと思っています。

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