季節は春に差し掛かろうとしてるのにも関わらず、まだまだ体を震わすほど寒い。 カレンダーが指す季節に似合わない雰囲気の中を体を縮めながら歩く。 別に冬が嫌いなわけではないが、思っているより長くわりと辟易としている。 刺すほどの寒さに僅かに怒りを覚えるほどだ。 家まであと少し。 小さな公園を通りがかった時、街灯に照らされた桜の木が目に入った。 枝を見てみると、つぼみがぽつぽつとなっている。 もしかすると彼らも同じような心境なのか、と思うと、ちょっとおかしくなった。 春は近いようだ。 今日の作業用BGM Fayray 愛しても愛し足りない