ジャケットデザイン 裏面
ジャケットデザイン 盤面
関西を中心に活動するロックバンド常楽我囁のニューアルバムのジャケットをデザイン。
ちなみにちょっと読み方が難しいバンド名は「じょうらくがしょう」と読みます。
音楽好きなメンバーが集ったバンド。
音楽好きの仲間があるところに集まって、音楽を奏でることを純粋に楽しんでいる、そんなバンドです。
彼らの音楽にはじめてふれたのは、ジャケットデザインのお話をいただいて、提供いただいた音源から。
その1曲目が「光の庭」というインストルメンタル。
繊細で透きとおる音とともにどこか広い緑の大地に立たされたようなインパクトがありました。
なんどリピートしたか分からないほど、聞き入ったサウンドで根底的なデザインソースとなりました。
顔合わせの時にリクエストに応えていただき、生で聴かせてもらったときの感動はいまでも鮮明に残っている。
このアルバムには収録されていないが、「24」は爽やかで、ノリがよく収録曲の「Rock’n Drunky」はブルージーでヘヴィーなサウンド。Vocalであるヨッシーさんの声がサウンドにのって伸び伸びと通ってくる。いろんな味が入っているバラティーにとんだ作品だな、と感じました。
このCDジャケットデザインは、常楽我囁さんとディスカッションを重ね完成した互いに納得したデザインです。
常楽我囁メンバーイラスト
メンバー各自が各々に「音」にこだわりを持ち、ひとつの曲を作り上げるのにぶつかっているシリアスな一面も見えたのですが、活動の基本的なスタンスとしてはただ純粋に「音楽」を楽しんでいる。
奏でる音楽を聞いて気に入ってくれた人と一緒にその場を楽しみたい。
僕が見て感じた彼らの印象というのは、こんなイラストの人たち。