ああ~、疲れた…!
玄関の戸を閉じたのを確認してから、部屋に向かって叫びながら雑に靴を脱ぐ。
そろえる気力もないもんだから、揃えてなんていられっかよ、とかぶつくさ言いながら、
部屋の小机に買ってきたものをどさっと置いて、どすんと寝転ぶ。
真横で見える少ない家具がただ視界に入る。
このまま寝ちまいたいもんだけれど、あれやこれやと頭に浮かんできて、
よっこいせと、怠そうに体を起こす。
面倒くせーなあ。
今日は疲れてご機嫌ななめ。
何を言われても、何をしてもらっても、どう慰めても、今日という日は、そんな日なのである。
部屋で響き渡るカップ麺をすする音。
夜ってなあ、静かなもんなんだなあ…と、どうでも良いことに何か思いを馳せる。
なんで機嫌悪かったんだろうな…なんて他人事のように忘れる。
まあ、そういうもんなんだろう。

















