人生とは分からぬものですね。
唐突に大きな壁にぶち当たるってことはあるものなのですね。
ここまでなんとか躓くことなく進んで参りましたが、
ここにきてまずい状況になりました。
人生とはなかなか上手くいかない、という言葉を他人事として聞いて参りましたが、先人たちの言葉を身に染みて実感しております。
彼らはこういった修羅場を潜り抜けながら、現在を生きているのですね。
表の顔にはわたしにはまったく見えませんでしたが、表に見せない傷がいくつも刻まれているのですね。
尊敬の念を感じざるを得ません。
して、どうやらわたしも試練の門に立たされているようですね。
刻々と時を刻む音が焦燥感を煽り、暗闇がわたしを囲い、絶望の淵に立たされているような感覚に陥っています。
焦る気持ちばかりが高まり、思考も視野も狭まり、万事休すとはこのことかと思った次第です。
これでは駄目だと思い、心を落ち着かせるために深呼吸をすることにしました。
その結果、少しだけ心を落ち着かせることができ、思考の余白を見出すことができました。
その時です。
以前、あなた様と喫茶店でお話した時の回想が巡ってきたのでした。
わたしの何気ない質問に、すらりと置いたあの言葉。
その時は理解ができず、腑に落ちないままでおりましたが、この壁を打ち壊すヒントはその言葉にあったのでした。
するとどうでしょう、暗闇に一筋の光を見出すことができました。
平坦ではありませんが、お陰様でまだ歩むことができます。
あなた様のあの言葉が無ければ、わたしはもう立ち上がることができなかったでしょう。
落ち着きましたら、またお顔を拝見にお邪魔させていただきたく思っております。
それまで、どうかお元気でお過ごしください。
まずはお礼まで。











