こんな光景を目にしたことがあります。
例えば積み木。
子供たちは、それを高く高く積み上げていくような遊びをする。
まだ低い位置の場合、さほど慎重さはありません。
少しずつ少しずつ、高くなるにつれ、子供の手が慎重になっていき、集中しているせいか、鋭い表情に変わっていきます。
しかし、せっかく積み上げた積み木は崩れてしまう。
緊張に糸が切れたせいか、大声で泣く。
僕は、この光景が好きなのです。
なぜなら、この崩れたものをまた積み上げていこう、とまたチャレンジすることがあるからです。
そして、次はもう少し高いところまで積み上げてくれることもある。
僕らもそうでね。
これまで、一生懸命築いてきたものでも崩れることがある。
そのときの落胆ぶりったら、そらあもう。。。(笑)ですよね。
ここまで並べてきたドミノが、全部ぱあになってしまった、みたいな。
せっかく面白い映像作ろうと思ったのに〜!!とか。
そういった繰り返し。
崩れたなら、また立ち上がって、作り上げていく。
復興もできる。
大きな街が飲み込まれて壊滅されたとしても。
そこに生きる人々が、倒れない限り。
かならず、また築き上げる事ができる。
そう思うのです。